自由な工作や焼き物のはずだが、いつも「作って欲しくない三つ」を子どもに掲げる。一つは、アニメものなどのコピー。二つ目は戦争兵器や武器。三つ目はお茶碗、灰皿などの役に立もの。この三つは、禁止事項というより、私と子どもの図工の世界におけるラブ&ピースの遵守憲法なのだ。だから条文には、独創(独立)、平和、アートを大切にする意志や姿勢を盛り込む。これは自由表現に対する、それこそ『憲法違反』になるのか?当然、児童全員に戦艦を写し描かせた(臨画)、戦争中の図画教育には二度と戻ってはならないが、この憲法、実は声高に『反対』と唱えるものでなく、もっと軽快にアートと自分の豊かさをゆったり浮遊して欲しいという願いなのだ。アニメの真似っこや戦車より、コップより、もっともっと素敵で楽しいものが『自分や周りに沢山あるぜ』と言い続けたい。だから私は、図工室のこの憲法を愚直に堅持しつつ、元気に飛び込んでくる子どもたちを毎日受けとめる。
by zukodaisuki
| 2004-08-21 18:25
| 図工における Love & Peace
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