成長・上昇・勝利といった物語のなかで、子どもたちの行為を『意味』づけ、共同体からの承認をニンジンにして、「頑張ればいいことがある。」「みんな仲良し。」「まじめにコツコツ。」とかいって威張る&脆弱な大人に囲まれ、潰れそうになっている子どもにラブもピースもあったものではありません。
大人も子どもも、自らの手と足で、脳で、目で……、行為の意味にとらわれずに試行錯誤し、その過程で「きもちいい」「ザワザワする」「おそろしい」「うつくしい」……などに出会い、世界を濃密に体感する(意味に回収されない濃密さを体感する)ことでしか、ラブやピースやイキルヨロコビとかいうペラペラな言葉の向こう側に拡がる、『強度』や『濃密さ』には近づけないのです。 子どもたちが行為の意味にとらわれずに試行錯誤できる図工の時間に、手ざわりのあるラブやピースを体感できますように……。
by zukodaisuki
| 2004-08-22 07:33
| 図工における Love & Peace
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