校庭に腹這いになり、ペットボトルに入れた色水をながめる子どもの姿があった。夏の日差しの強さに光が散乱する。青い水平線に何を見ているのだろうか。校庭にホースで水をまきながらながめていた。ゆったりとした時間の流れにひたりながら、ふたをゆるめ流れ出る水のかたちを目で触るように追いかける。その視線の先では校庭にたまった水面をスライディングする子どもの歓声と水しぶきが交差する。水と光が創り出す美しさと心地よさを身体で感じ、それと対話するように個々の出来事が生まれていく。自分の意志とは関係なく明治通りの車は流れて、吐き出される排気ガスと熱風がつくる揺らぎが日常の風景ならば、たくさんの色水の雨を降らせて暑気払いしましょう。
by zukodaisuki
| 2004-09-01 23:32
| 図工における Love & Peace
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